私、いろいろ失敗したので!シングルマザー10年目のブログ

実質無料でも注文されない弁当とは?横浜市ハマ弁問題を中学生母が考える

time 2018/06/04

実質無料でも注文されない弁当とは?横浜市ハマ弁問題を中学生母が考える

横浜市の中学校には給食がありません。数十年前、私が中学生だった頃にも給食がなかった。でも今の横浜市には給食の代わりに「ハマ弁」という配達弁当制度があります。フルタイムで働くシングルマザーの私は、家で週5回お弁当を作るのはつらいので、週に2回くらいハマ弁を頼むつもりでいました。

しかし、このハマ弁が税金の無駄遣いとして話題になっており、昨日(6/4)TBSの「噂の東京マガジン」でも放送されました。横浜市の中学生を持つ親として率直なところを書いてみます。

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一食2600円の市費を投じているハマ弁!

朝日新聞の記事によると、ハマ弁は当初の予想利用数を大幅に下回り、2016年度は横浜市が3億円以上負担したそうです。初年度はお弁当一食につき6313円の市費が投じられ、29年度は2600円程度の公費負担となっているそう。ハマ弁を利用する生徒は全体の1%~2%という現状です。

いや、私も正直なところハマ弁ではなく給食を実施してほしいし、1食2600円も税金が投入されているのならもう撤退してほしいなと思います。98%~99%の生徒は利用していないわけだしね。でも…

  1. ハマ弁は美味しくないから人気がない!というのは違う
  2. 原因をキチンと把握しないと逆に市民が損をする

という二点を書きたいと思います。

1年生全体でハマ弁を頼んだのは娘一人

娘が中学生になって2週目くらいだったでしょうか、初めてハマ弁を頼んでみました。専用のスマホアプリがあって簡単に注文できます。毎日2種類の日替わりメニューが写真付きで載っていてとても分かりやすいです。ごはんとおかずと汁物のセットで一食300円ですからリーズナブル!娘12歳と「これ美味しそう~♡」とか言いながら楽しく注文したのでした。

だけどハマ弁を食べた当日、娘は帰ってきてこう言いました。「ハマ弁はもうやめとく。」なんで!?まずいの??と思わず聞いたところ「いや味は普通というか、まあまあ美味しいけど…誰も頼んでないから。」

その日、1年生全体でハマ弁を頼んだのはなんと娘一人だったそうです。その日が特別だったわけではないようで、入学してからその日までの10日程度の間、ハマ弁を注文した1年生は娘を含めて2人だけ!

ハマ弁利用率の低さは味の問題ではない

このハマ弁問題、味の悪さが原因ではありません。だって味を判断するにも、一回は食べてみないと分からないじゃないですか。まだ入学したばかりの1年生ですよ。そしてこれまでにハマ弁を注文した1年生はウチの娘を含めて数人です。つまり99%以上の生徒がハマ弁を一度も食べてないわけで、そもそもハマ弁の味を知らないんですよ。だから「美味しくないから注文しない」という問題じゃないのです。

昨日の噂の東京マガジンの放送の中でも「ハマ弁に反対する会」みたいなお母さんたちが10人くらい出てましたけど、レポーターさんが「この中でお子さんにハマ弁を頼んだことある人いますか?」と聞いた時、皆さん顔を見合わせるばかりで誰も手を挙げなかった。

反対しているこのお母さんたち、実際はハマ弁を一度も注文したことがないわけです。子供から直接「まずかった」という感想を聞いたわけではなく、「皆さん美味しくないって言ってます~」という話。みんなって誰よ(笑)。大人なんだから反対するならするでもうちょっとさ…と思ってしまいましたが。

ハマ弁問題の原因を「美味しくないから」にすると危険

ハマ弁に文句をつけるのではなく、「我々は弁当ではなく給食を望む」とシンプルに主張する方がいいと思います!

だって「ハマ弁って冷たいし、美味しくないし、メニューよく分かんないし、一週間前に頼まなきゃいけないし、当日キャンセル出来ないし…」と文句を言ってしまうと、それをクリアすればハマ弁で良いんですねって感じになりませんか?

だから横浜市は、野球のベイスターズとのコラボメニューを作って「味」を頑張ってみたり、カラーのメニュー表を配布して「分かりやすさ」を向上させたり努力してしまうわけです。高いって言われたからこの4月から値下げしたんですよ。さらに言うとこの間見たチラシには「実質無料キャンペーン」と書いてありました。それでも注文してもらえないんです。無料でも食べてもらえないハマ弁、原因は値段でもないのです。

つまり、ハマ弁に対する不満を全てクリアしたところで、ハマ弁の利用率はあんまり上がらない。冷たいと言われるからといってホカホカにしたとしても関係ないと思います。家から持っていくお弁当だって冷たいんですから。要は保護者も生徒も「弁当ではなく給食がほしい」のです。

「みんなと同じが安心」という心理が影響している

昨日の放送の中で、街頭インタビューを受けていたお母さんが「週2回ハマ弁を頼んでるけど、子供がすごく嫌がるんですよ~。誰も頼んでないから、お願いだから家のお弁当作ってって言われるんです。」とおっしゃってました。私はこれが一番、ハマ弁問題の核心をついていると思います。

この年代ってちょっとしたことでクラス内での力関係が変わったりしますから、余計なことで目立たない方が無難だと思っている子が多い。「みんなハマ弁を注文しない」「家からお弁当を持ってくるのが普通」という教室の中で、あえて人と違うことをするのは、何か理由があれば…というところではないでしょうか。

何かやりたいことのために目立つのは良いにしても、たかがお昼ご飯のために目立つ…という選択肢は特にないんだと思います。家のお弁当でいいわけだし。中学生にしてみれば、そこまでしてハマ弁を食べる理由は何もないんでしょう。だからみんな同じの給食が望まれているわけですね。

「みんなと同じが安心」が蔓延する中学校、なんだか息苦しいですが、成長中の思春期の子供たちは色々と難しいですね。

ハマ弁ではなく給食を!(早めに…!)

ハマ弁の利用率は現在1~2%で、予想の20%よりも喫食数が少ないために、1食として割ると2600円の公費を投じている計算になりますが、当初の予算内で運営は出来ているので赤字というわけではないようです。まあでも、市民の役に立っているかというところは微妙ですよね。

メニューとかさらに努力して仮に利用率が今の倍になったとしてもですよ?ならないと思うけどさ。それでも96%の中学生は利用してないわけで、そこにお金をかける必要は…ないかなと思います。早めに給食実現の方向に動いたらどうでしょうか?川崎市では弁当をやめて給食にしたら満足度が9割だとか。ウチの娘が中学生の間になんとか早めにお願いします(笑)

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奥さんを卒業して早10年、都内で働くアラフォー会社員です。離婚当時1歳だった娘は小学生になりました。母子家庭ならではの悩みや後悔、離婚後の就職活動での失敗談、日々の暮らしでちょっと上手くいったこと等、シングルマザーBetty(ベティ)の大失敗と小さな幸せをゆるゆると書いています。 ※2017年6月よりAmeba公式トップブロガーとしてもブログ活動をしています。開設5ヵ月で読者数3万人を突破しました。ありがとうございます。 [詳細]

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雑誌「サンキュ」2017年12月号掲載

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