こんにちは!シングルマザーベティコです!ウチの娘は現在10歳、5年生です。
国語の成績が上がるような、そういう効果は本当に全くないんですけど、色々あって最近は娘との読み聞かせが楽しくなってきました。とあるシリーズに出会ったからです。
目次
思春期の女子の世界を生きる小5の娘!夢中になる理由がここにある。
季節が変わって春になり、娘は小学校高学年になりました。ええ、難しいお年頃ですよ、女子の世界を日々頑張って生きてます!笑
「おちゃめなふたご」シリーズはイギリスの女の子たちの寄宿舎生活を書いた名作。裕福な家に生まれた双子の女の子が、とある学校に転校するところから物語が始まります。「なんで私たちがこんな学校に?」と不満いっぱいの双子は、クラスの女子を全員敵に回してやりたい放題。でもあることをきっかけに変わっていくというストーリー。
なぜ小学校高学年の女子におすすめなのか
娘10歳は、ぬれぎぬを着せられたマージェリーを心配したり、卑怯な仕返しをするエリカに腹を立てたり、そんなエリカを見捨てないルーシーに感心したり。自分もそのクラスに入ったかのような気分で読んでいるんですね。
読んでいるのは寝る前。娘が読むわけじゃなく(読書嫌いなんでね…)、私が読み聞かせをしてあげるわけなんですが、とにかく物語に入り込んで夢中なので「お願い!もう一章だけ読んで!」と娘にせがまれます。寝るのが遅くなりがちなのは微妙(笑)。
国や時代が違っても、基本的に変わらない
この本が書かれたのはなんと75年前。太平洋戦争が始まった1941年です。でもね、今読んでも全く色あせることなく素敵な本なんです。
10代の女の子って、国が違っても時代が違っても、基本的に変わらないんだなあとしみじみ思います。
今回何十年かぶりに読んで「75年経っても、全く色あせない素晴らしい作品だ!」と感じました。同時に懐かしい気持ちがこみ上げてきました。
真夜中のパーティーなど外国の寮生活に憧れたんですよ。ラクロス、オイルサーディンを初めて知ったのも、この本でした。結局シリーズすべて娘と一緒に読みました。
読み聞かせは効果がないけど、新たな楽しみが出来た
娘が0歳の頃から読み聞かせをしてきて、基本的には娘に合わせた本を読んできました。
二人で同じ本を読んで、娘は「私は〇〇の行動は△△だと思う」といい、私は「ママはそうは思わないなあ」とか、感想を言い合ったり出来るようになりました。娘が赤ちゃんの時は、こんな日が来るとは想像できませんでした。
あ、相変わらず、国語の成績は残念なんですけど、「読み聞かせを続けてきて良かったな」と最近ようやく思えるようになりました。10年かかったけど(笑)。
追記:さらに1か月後、私と娘の読み聞かせ史上、最大の名作に出会いました。
娘はいまだにこの本のあとがきの冒頭を暗唱できます。それくらい何度も読んだ本です。
泣ける!読み聞かせ歴10年のママがおすすめする、小学校高学年向けの本!子供にどんな本を読んであげたらいいか分からないという方は絵本ナビがおすすめです。子供の年齢別に本を検索できるので私も参考にしていました。