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私の「ありがとう」はタダ!という発想
本当に様々なケースがありますし、養育費をもらえていないケースも多いと聞きます。
私はただの一例に過ぎませんが、ある時ふと思ったんですね。離婚して2年くらいの時期で、少し落ち着いたのかもしれません。
私は養育費には手を付けずそのまま貯金することにしていたので、当時2年たって、多少まとまった金額になっていました。その通帳を眺めながら思ったわけです。
この先長く養育費を払い続けてもらうために
払う方の元夫の立場を考えてみたら、毎月振り込んで何の反応もなく無視されるより、「ありがとう」と言われた方が嬉しいのではと、ふと思いました。
お礼、言っとこう!この先も娘のお金を貯めるためだと思えば、私の「ありがとう」なんて安いもんじゃん!っていうか、安いどころかタダだし!笑
いつもありがとう!とメールしてみた
離婚後2年間、ず~っと無視し続けていた「養育費を振り込んだよ!」という元夫からのメールに対し、「いつもありがとう!」と返信してみました。
「ありがとう」は気持ち的になんかものすごく抵抗ありましたけど、思い切って書いてみました。
重い鎖から解かれ、身体も心も軽くなった!
これまで元夫から養育費をもらうたび、毎月毎月、自分の中に黒い気持ちを感じていました。
「養育費は義務なんだから、アイツが払うのは当然だ!あれだけのことをしたのだから!」というドロドロした気持ちが、心の奥底からフツフツと湧いてくるのです、毎月。
黒い気持ちを抱えて暮らすのは、つらくて苦しい。
養育費をもらうたびに、ドロドロする自分の心。毎月毎月それを繰り返していました。
しかも、自分がドロドロした暗い気分でいれば、相手が反省するとか地獄におちるなら、私が黒い気分になる甲斐もあるというものですが、私がどんなに暗い苦しい気分でいたとしても、元夫は勝手に楽しく暮らすわけですよ。
そこに気付くのに、私は離婚後2年もかかってしまいました。
さっさと養育費のお礼を言えば良かった!
元夫に対して「今月も養育費ありがとう、大事に使わせてもらうね」とメールするようにしたら、日々すごく清々しくて、重い鎖から解かれたような気分になりました。
もっと早く言えば良かった!心を軽くして、今しかない子育てを楽しめば良かった!無駄に2年も苦しんでしまった!という後悔が、私にはあります。
離婚するくらいですから色々ありますよね。でも、元夫に対して「一生許さない」とか「不幸になればいい」とかそういう黒い気持ちをいつも抱えているようだと、シングルマザーが心穏やかに暮らすのは難しい。
元夫の幸せを願うとまではいかないけど、不幸せを願うこともない。そんな感じでどうでしょうか。笑