たまたま今、採用の仕事をしていますが、離婚後の就職活動は悲惨で落ちまくりした!笑
試行錯誤を繰り返して、自己PRの書き方を習得し、応募のタイミングが重要であることも理解し、ようやく面接の案内メールが届くようになりました。
今となってはよく覚えていないんですが、たぶん私は、企業へのメールへ返信をいろいろ失敗していただろうなあと思うのです。
当たり前ですが、メールをよく読みましょう!
私もそうだったんですけど、書類で落ち続けていると、面接に呼ばれるだけで「やった~!」って感じですよね!笑
すぐ返信するのはとても良いことなんですけど、私はたぶん…その届いたメールをしっかり読んでいなかったと思うんですね。
採用担当者の機嫌を損ねる返信メールとは
会社によって面接案内のメールはそれぞれだと思いますが、面接日程がいくつか挙げられていて、「都合の良い日時を複数返信してください」と書いてあるのが一般的です。
採用担当の私は面接案内メールを送ったあと、応募者さんからの返信を待つわけですが、こんなメールが返ってくると、ご機嫌ななめになってしまいます。
「ご連絡ありがとうございます。20日の朝10時からお伺いさせていただけましたら幸いに存じます」
何かダメでしょうか?敬語の使い方が間違っているところ?…まあそれは大目に見るとして、一番問題なのは、ピンポイントで日時を指定している点です。
都合の良い日時を複数返信してほしい理由
面接案内メールは何人もの人に送っています。前日も、前々日も送っていて、それらの応募者さんがバラバラと面接希望日時を返信して来るわけですよ。
ですから、Aさんに面接案内した時点では空いていた日程でも、Aさんが返信してくるまでの間に埋まってる可能性があります。
その通りに、複数書いてくれればOK,何の問題もありません。どうしても朝がいいという場合はこんなふうにかいてもらえると助かります。
「20日の午前中ならいつでもいいです」
「今週は20日の朝10時しか面接に伺えないのですが、来週であれば28日、29日の朝10時が可能です。」
とにかくピンポイントの日程だけはやめてください。
「相手に配慮する力があるか」を見られている
前述のAさんの希望面接日時、20日の朝10時は、他の応募者の面接が既に入っていました。仕方がないので私はAさんに「他の日程を複数挙げていただけませんか」というメールを再度送り、また返信を待つことに。
採用側はAさんだけの対応をしているわけではなく、たくさんの応募者さんの面接をスケジューリングしているということを想像するといいと思います。
ここで重要なことは、「採用担当者(私)はAさんに会う前に、ちょっと悪い印象を持ってしまった」ということです。こんなことで?と思う人もいるかもしれませんが、「複数の日程を返信してと書いてるのに、返してこない」人というのは…
- 言われたことをきちんと出来ない→仕事できない人?
- 他人の都合に配慮する気持ちがない→自己中心的な人?
- スムーズに事を進められない→同僚や取引先に迷惑かけそう
という印象を持たれる可能性があります。まだ会ってもいないのに既に印象が悪い。この状態で面接に行って、損することはあっても、得することはまずありません。
「複数」とか「第3希望まで」とか、書かれている内容をよく読んで、その通りに返信しましょう。敬語や文章はそれほど気にしなくて大丈夫です。普通のですます調で充分です^^