明けましておめでとうございます!2018年もシングルマザーベティコ(ベティ)をよろしくお願いします。新年1回目の更新ということで、子供のお年玉について書いてみたいと思います。
目次
100円玉を握りしめて駄菓子を買いに行く経験は?
小学6年生の娘がもらうお年玉の総額は、ここ数年3~4万円くらい。去年のお正月明け「娘に銀行を体験させてみよう!」と思って、駅前の都市銀行に一緒に行って、本人に書類を書かせ銀行口座を作りました。娘にいくら貯金したいか聞いたところ、貯金箱に折りたたんでしまいこんでいた一万円札を5枚持ってきて貯金しました。だがしかし、それでも娘の貯金箱にはまだ数万円あるんですよね!
ウチは一人っ子だし、私の父母にとって孫はウチの娘一人。そんな娘はクリスマスや誕生日にも欲しいものをいろいろ買ってもらうわけじゃないですか。お年玉3~4万円と各種プレゼント数万円分、それにおこづかいもあるわけだから、彼女の貯金箱は1年を通して潤っていて「次のおこづかいまでお金がない」とか「あれが欲しいからおこづかいを貯めなくちゃ」とかそういう気持ちになる機会がないのです…!最近の子供って仕方ないのかな~
子供が100円玉を握りしめて駄菓子を買いに行くような経験はもはや出来ないのかもしれませんね。(駄菓子屋さんもほとんどないですし、最近はクッキーもチョコも100円じゃ買えませんしね。)
お年玉は親が管理する?
「お年玉については親が管理して子供の口座に貯金しておく」というのも考えたのですが、私は実際そういうふうに育ったんですけど、だから全然楽しくなかったんですよ!お年玉もらっても!「どうせお母さんに取られるし」と思ってた(笑)。お年玉は子供の時だけもらえる楽しみですから、娘にはそれを楽しんでほしいという気持ちがあり…我が家はお年玉の使い方を娘に任せることにしました。今年のお年玉、果たして銀行に貯金しに行くんでしょうか。
新年早々オシャレ文具を爆買いする娘
私が小学生の頃は、100円のシャーペン買うにもドキドキした記憶がありますが、娘11歳は全然そうじゃない。何しろ豊富な財源がありますからね(笑)。年始は少し買い物にも行きましたが、娘11歳はかわいい付箋とかオシャレなペンとかをウキウキとレジでお会計。1回の買い物で3000円くらい使っていたりして、昭和の私はビックリです。
でも「可愛いステショ(ステーショナリーの略だそうですよ)買ったからテンション上がる~♪」とか言って、娘は新年早々ものすごく勉強してました!そっちの方が驚いたかもしれないww
自分で失敗しながら学んでいってほしい
私は親から「1に貯金、2に貯金、3も4も5も全部貯金」という金銭教育を受けて育ちました。確かに貯金は大事だし、娘の養育費も全く手を付けず貯金してあります。ただ私が最近すごく思うのが、貯金額が人生を豊かにしてくれるわけではないということ。
ただ盲目的に「貯金すべき貯金すべき」という価値観でいると、「お金があったら貯金」というそれ一直線の思考になってしまうかもしれません。大事なのは自分の頭で考えること。お金は貯金しておけばOK!なのではなく、どうお金を使うかを常に考え決断する経験も大事だと思うのです。
自分に投資したら頑張れたという経験
だから今回、娘が嬉々としてオシャレ文具を買っている時、私は何も言いませんでした。でもケチ…いや倹約家の私は「あなたのお年玉やおこづかいは、じいじやばあば、パパやママが頑張って働いて得たお金だから、大事に使いなさい。」とは言いました。
それから「決めるのは自分だよ。『ママが高すぎるって言ったから買うのやめた』とか『ママの言う通り買ったけどイマイチだった』とかは絶対言わないこと。あなたのお金の使い方はあなたに任せるから、自分の責任で買いなさい。」
ちょっとだけ逃げ道も作りました(笑)「でも真剣に買い物して失敗したら、それはそれで仕方ない。ママも洋服買って失敗すること今でもあるし。ただし買ったものは必ずおこづかい帳に記録すること。そしてそれを買って良かったか悪かったかを振り返って〇△×をつけ、次の買い物に生かしてね。」
今回の娘のお買い物はたまたま成功しました。娘11歳は可愛いステショで異様に勉強する気になったわけですよね(笑)。「自分に投資したら頑張れた」こんな経験もいいのかもしれないと思いました。
自分の頭で考えて、自分で決断し行動できる人に!
私は、堅実な両親から「お金があったら貯金」と常に言われて育ちました。そして残念ながら私は、そこに疑問を持たなかったんですよね。なぜ貯金が大事なのか?と考えることをせずに思考停止状態で、「とりあえず貯金しておけば間違いないのだ」と思って過ごしてきた人生が長かったです。
でも「誰かに言われたからそうする」という行動は危険ですよね。ウチの両親が絶対合っているという保証はどこにもないし、両親の時代はそれが正解だったとしても、世の中は常に変化しています。ダーウィンによれば、変化に対応できるものが生き残るんでしょ?娘が大きくなるころにはさらに世の中は多様化しているでしょう。自分の頭で考えて、自分の責任で決断し、自分の力で行動する力を持ってほしいなと思っていて、お年玉はその練習として考えています。
まあ、そうは言っても最近の小学生はお金を持ちすぎという思いもあって、最近娘のおこづかい(月額)は固定と歩合の2部制で渡してます(笑)どう渡しているかはまた別記事で詳しく書きますね。
ママが坊主が似合うって言ったら坊主にするの?
だってこの前、娘11歳は「髪切ってショートにしようかな~」と言いながら、私の方をチラリチラリと見てた。かなりロングだから切ればいいと私は内心思ったけど、娘が「どうしようかな~?ママ決めて?」と情けない声を出しているのを見て、本当まだまだだなと思った。
「あなたの髪なんだから、あなたが自分で決めるの!もしママが坊主が似合うって言ったらあなた坊主にすんの?」と言いました。そしてこの言葉は私自身に対しても言ったつもり。「上司が〇〇って言うから」とか「世の中の常識としては〇〇だから」とか、そんな不確かなものに自分の判断をゆだねたらダメだよね。もちろん意見を参考にするのは必要だけど、それを踏まえて決断するのは自分。怖くても自分で決断するんだと、新年改めてそう誓ったベティコでした。
2018年、当ブログは毎週末更新にしたいと思います。金曜か、土曜か、はたまた日曜か…週末の夜どこかで更新します!!今年もよろしくお願いしま~す(=´▽`=)ノ