シングルマザーベティコの2016年の目標の一つに、「感じの良い人でいよう!」というものがありました。なぜなら、シングルマザーって「わがまま」になりがちだと思うからです。
若い頃ナイフみたいだった私
昔むかし若かりし頃、私は後輩の男の子から、「ナイフみたいな人」と言われていました。切れ者と言えば聞こえはいいですが、多分そういう意味じゃなかった。
言いたい事を言いまくって、敵をいっぱい作って、上司にもつっかかり、しかもそれでいいと思ってた。調子に乗って…いたんでしょうね(笑)
でもね、若ければ生意気な女の子もおもしろいですが、アラサーを過ぎたら、残念ながら「イタイ」人です。
お局はラクだけど、アグラをかいちゃいけない
私も今の勤務先で社歴が長くなり、すっかりお局になりました。入って来る中途入社の人たちは年下ばかりです。
たぶん20代前半の男の子からすると、私の存在自体が、無条件にもう怖いと思います(笑)。私も20代の頃、30代の女性社員の皆さんが怖かったです。何もされなくても何か怖い。そんな感じでした。
だとすると、今の私は普通に働いてるだけで、同僚の社員たちから恐れられていることになります。何も怒らなくても、機嫌悪くなくても、何となく怖いと敬遠される、それがザ・お局。
それでいいという考えもあるかもしれません。実際、私の方が社歴が長く、年上ですから、みんなが気を使ってくれて私は快適に働けます。
でも、それってどうなのと思ったんですよね。感じの悪いお局より、親しみやすいお局の方がいいに決まってますよね。今後社内はどんどん若い人が増えて行くわけだし、これからもお互い気持ち良く働いていくために、20代の社員の人たちに嫌われるよりは好かれた方がいいのは間違いないです。
若い後輩たちが聞いてきたこと、頼ってきたことは、今年は意識的してていねいに対応しようと思って1年過ごしてみました。
それでなくともシングルマザー
こういったら何ですが、田舎の大家族に嫁いだ友人は、若い頃とは別人のように、感じの良い人になりました。彼女を見てると、環境が人を育てるんだなと思いました。お嬢様育ちでわがままで自己中心的だった彼女でしたが…
お付き合いが大変な田舎で、旦那さんの実家で同居し、旦那さんの祖父母、両親、子供3人の9人家族で生活するうち、どんどん謙虚になっていきました。いろんな人に気遣いが出来る、素晴らしい人になりました。正直、昔の面影全くなく、私なんか足元にも及びません。ずいぶん差がついちゃったな…と思ったんですよ。
そりゃ差もつきますよね。私、シングルマザーベティコの場合、気心しれた自分の実家の近くに住み、旦那さんに気を使うことなく、娘と気ままな二人暮らし。旦那さんの実家や親戚付き合いに悩むこともない。しかも会社でもお局で、誰に遠慮することもない状態。
そう!私は、自分の好き勝手に毎日を暮らしており、我慢したり、交渉したり、譲ったりすることがほとんどない!
この状態が5年、10年、20年と続くと、人間力という点でさらに大きな差になるだろうなあと思ったんですよね。このまま行くと、ベティコはワガママばあさんになってしまう可能性が…!!
元気で明るく、感じの良い人になりたい
後輩たちに媚びを売ろうとは全く思いませんが、「ベティコさんには聞きづらい」と思われる人ではなく「ベティコさんは話しやすい」と思われる人になれるよう、来年も引き続き意識していきたいなと思います。
元気で明るいオーラをまとった、阿川佐和子さんみたいな聞き上手を目指して、努力をしていこうと思うに至りました。
そんなわけで、図書館で阿川さんの本を借りてきて、勉強中というわけです~。なかなか面白いです♪