*記事内に広告を含みます*

「うんこ漢字ドリル」批判はおかしい!小学生を育てるシングルマザーの魂の叫び

「うんこ漢字ドリル」への批判記事を読みました。教育に携わる人がこんなトンチンカンな事を言うなんて信じられない。そもそも「うんこ漢字ドリル」で勉強する子供がどういう子か、全然分かってないなと思いました。勉強が苦手な小学生を育てる母としてここはガツンと言いたい。

「うんこ漢字ドリルでは表現力が身につかない」←そんなもの最初から期待してない

森上教育研究所の森上代表によると、「うんこ漢字ドリルでは漢字は覚えられるかもしれないが、表現力まで身に付けられるかは疑問」だそうです。あのね、うんこ漢字ドリルに表現力なんて求めてないから。

誤解を恐れずに言うなら、「うんこ漢字ドリル」で勉強しようと思う子供は、そもそも漢字が嫌いです。漢字が好きな子はそんなドリル必要なく、教科書とか普通の教材でも自分からせっせとノートに練習するんですよ。それが特に苦ではなくむしろ楽しい。私はそういう子供でした。

その一方で、うちの娘みたいに「座って文字書くこと自体嫌い」という子もいます。ええ、いますとも(笑)。私は娘が0歳から毎晩読み聞かせをしてもう10年以上経ちますが(→過去記事:読み聞かせは無駄である)それでも娘は漢字が嫌いです。

そういう子のために、ベネッセとかジャストシステムが、タブレットを利用して楽しく漢字を勉強できるようにと教材開発を頑張ってるわけですよ。※ちなみにうちの娘はベネッセのチャレンジタッチでも漢字練習が嫌いです。

ですから、漢字嫌いな子供が「うんこ漢字ドリル」で多少楽しく勉強できるなら、もうそれで充分じゃないですか!!漢字テストで90点取れたらその子は自信が付きます。ちょっと漢字が好きになるかもしれない。表現力なんてどうでもいいんですよ!だって10年以上読み聞かせしたってうちの子は表現力ないです。漢字どころか作文も悲惨です。そんなもんです。品のある例文が載ってる漢字ドリルで勉強したって、表現力つかない子はつかない。

「嫌なもの(勉強)に向かう練習をしないと働かない大人になる」←なんで?

評論家の唐沢俊一さんは「勉強とは“嫌なもの”に向かう行為でもあるはず。今から楽しい勉強を身につけてしまうと、『楽しくないから働かない』という大人が増えないだろうか。」という不安を感じるそうです。

この人にとっては仕事も勉強も「嫌なもの」なんでしょうねえ。それが前提なんでしょう、そして「嫌なもの」に真正面からに立ち向かってきたんでしょう。そういう仕事の仕方、勉強の仕方もあると思うのでそれは否定しません。

でも私にとっては、仕事も勉強もそんなに「嫌なもの」ではないですよ?そりゃあたまには嫌な時もありますけど、「嫌なもの」って楽しく乗り越えようと工夫したらダメなんですか?苦しみながらやらないと価値がないですか?

人類は「面倒なもの」や「嫌なもの」を、便利にしようと工夫しながら発展してきたはずです。釜でごはんを炊くのが大変だってところから、炊飯器が生まれたんでしょ。毎日台所にはりついて火加減気にしながら、苦しみながら釜でご飯を炊かないと母親失格ですか?便利なラクな炊飯器を使ってごはん炊いたら「嫌なもの」に立ち向かってないってことになって、ダメな人になっていくんでしょうか?

「うんこ漢字ドリル」は素晴らしい商品

私はむしろ子供に「うんこを利用して子供が楽しく勉強できるドリルを作るなんてすごいアイデアよね!」「困っている子を助ける商品で素晴らしいよね」と言いました。真正面からぶつかってダメな場合は「出来るようになるにはどうすれば?」「楽しくこの作業をするにはどうやれば?」という思考回路を持つことが大切だと思ってます。

家具メーカー「ニトリ」の会長さんがテレビで言ってました。「ものすごく欲しい人材がいて、ヘッドハンティングしようと一生懸命に口説いたんだけど本人に断られた。そこでその人の奥さんを銀座に呼んで美味しいものを食べさせ、奥さんをニトリ側につけて、旦那さんを説得してもらった。」こうやってニトリは本田技研工業から杉山専務を引き抜くことに成功し、ニトリは大きく飛躍したそうです。正面からいってダメなら、別の方法を考えるんですよ!

勉強が苦手な子は、真正面から取り組んで無理だったら、工夫すればいいんです。だから私は「うんこ漢字ドリル」を娘のためにに買いました(笑)!以上!


日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学1年生
日本一楽しい漢字ドリル うんこかん字ドリル 小学2年生
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学3年生
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学4年生
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学5年生
日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル 小学6年生