先日読者さんからメッセージをいただきました。「A社とB社から内定をもらい、A社を辞退してB社で働き始めたのですが、全然話が違うのでA社にしておけば良かったです(泣)」という内容でした。残念ながらそういうことありますよね。。。
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「辞退したのですが、やっぱり御社で働きたいです」はアリ!
実際に「内定を辞退したのですが、やっぱり御社で働きたいです。採用してもらえませんか?」と言ってくる応募者さん、いらっしゃいます!!
私、初めてその電話を受けた時はビックリしました。衝撃的でしたよ。そんなこと言っていいの!?と思った!笑
会社はあなたを採用したかったのです!
当たり前ですけど、「内定を出した人=採用したかった人」です。その人が「やっぱり御社で働きたい」と言ってくれたら、普通に嬉しいのが人事です。
採用は時期によって、募集をかけても応募が少ない時があり、いい人を複数の企業で取り合う状況も多々あります。
中途採用であっても、内定を出した人に逃げられないように、ちょくちょく電話したり、入社前にランチに連れていったりします。
出戻りで採用された人、当社は2名います(笑)
いったんはウチの内定を蹴って、他社で1か月働き、「でも思っていた仕事と違うから、やっぱり御社で働きたいです!」と電話をしてきた人、今までに少なくとも5~6人はいたと思います。
当社はこのケースで出戻ってきて、採用した人が2名います。元気に働いてますよ、一人は男性でもう3年くらいなるかな。もう一人は女性で半年経ちました。
その人が辞退したために別の人を採用し、それが上手く回っている場合は、残念ながら出戻りお断りになりますので、本当に縁だと思います。
勇気を出してダメ元で電話してみて!
中には「辞退したくせに失礼な!!」と激怒する会社もあるかもしれませんが、それはそれで二度と会うこともないわけですから気にせずに「申し訳ありませんでした。」と電話を切れば良いのです。
それに3名採用したかったのに2名しか採用出来なかったとか、採用した人が1週間で来なくなったとかもあります。そんな時「辞退したけどやっぱり御社で働きたい」と言う電話はむしろありがたいです。
人生は「もう一度チャンスをください」と言ったもん勝ち
転職にしても、採用後の仕事にしても、「もう一度チャンスをください」と言った方が人生うまく行くんじゃないかと最近思います。
私は離婚したあとの転職活動でかなり苦戦しましたし、仕事でもプライベートでも数々の失敗をしてきましたけど(笑)、反省すべきは反省しつつ、でももっとワガママ言っても良かったのかもしれません。